春のたのしみ。たけのこ狩り
突然ですが、みなさんの好きな季節はなんですか?
春?それとも夏?秋や冬でしょうか。
私はむかしから春が一番好き。
ほわほわした日差しも
冷たく降る雨も
ときどき吹く強い風も
花の色や香りも
虫がカエルがでてくることも
全部好きです。
春は木々が芽吹いたり花が咲き始めたり、自然界も人びとと同じように新しい一年がスタートします。
人間がハラハラ、どきどきした心で新生活を迎えようとも植物や動物たちは新しいスタートをきるのに不安や心配などはなく、毎年同じ表情をみせてくれる。桜の開花も早い遅いはあるけれど春には咲いてくれる。
そんな変わらぬ姿にほっとさせられるんですよね。
景色をみるだけで安心させられる。
そんなところが好きです。
我が家の春の恒例行事、たけのこ狩り。
私の嫁いできたところは田舎で、先祖代々受け継いできた竹藪があります。
竹藪もすべてが自分の土地ではなくて「ここからここまではAさんのところ」「ここからここまではBさんのところ」とざっくり分かれています。
その境界線は目印があるわけでもなく地形で判断したりするんです。だから、よそ様の場所で筍を発見してもとってはいけません。
さて、春になったら筍を掘りに行くのが我が家の習慣なのですが、いつも採れるのは4月中旬~5月のゴールデンウィークぐらいがピークかな。
なので今年はまだ時期的に早いのですが、食卓で筍の話になり父ちゃんが
「たけのこ出てるか見にいこか~」
と言い出しました。
おじいちゃん(義父)は「まだ早いし出てへんで」とひとこと。
そうかもなぁ~。いつもはゴールデンウィークでも採っているしとれへんかもなぁと思いつつ、もしかしたら今年は暖かかったし出てるかも?と淡い期待をよせてみます。
そして、週末にちょうどいいタイミングで5才と2才の甥っ子が遊びにきていたので、採れないのを承知でレジャー感覚で掘りにでかけてみました。
たけのこはこうやって探すんです
さて、ここで質問です。
たけのこってどうやって探すかご存知ですか?
答えは
足!!
テレビでやっているような筍掘りの多くはきれいに掃除された竹藪が多いと思うのですが、まぁ我が家の竹藪は手入れをしていないので荒れ放題。枝は落ちているわ古い竹は倒れているわ、なんとも筍の捜索が困難です。
私も竹藪に入るのは5年目ぐらいたち、徐々に探すのがうまくなってきたような気がします。ちなみに妊娠中の大きなお腹でも竹藪に入って探してたぐらい、たけのこを食べるのが大好き(笑)
長靴を履き足で笹の葉が重なってできた土の上を左右に探ります。きれいな竹藪ではないため、見た目で土の盛り上がりはわかりません。足の裏に神経を集中させてわずかなひっかりを見つけます。
探っているとほんとうにわずかですが「コツン」という感覚で見つかります。これは!と思ったら足で周りの腐葉土をどかすとたけのこの頭がお目見え。
とっても単純ですよ~^^コツがわかれば、こどもでも見つけられます。
さあ、初掘りの”たけのこ”ですよ
今回、たけのこを一番に見つけたのは父ちゃん。さすが慣れているだけあります。
ずくんっ!!!
と飛び出した頭をみただけで、今夜はたけのこ料理が食べられるうぅぅと興奮してしまいます(笑)
さあ、この土のしたにどれだけ埋まっているかな。大きいかな、期待外れに小さいかな?
くわで掘り起しますよ~!
簡単そうにみえて、これがなかなかの重労働なんです。
たけのこのまわりの土を掘って、筍の姿をだしてから渾身のひとふりで竹の根からたけのこを切りはなします。山の急斜面での無理な姿勢での作業、大きいものだと30~40cmぐらい土をかき分けなければいけません。
たけのこを傷つけないように、慎重に。慎重に。
掘り起こしたあとは汗だくで1本掘り起こしただけでもうクタクタ(笑)
今年の初たけのこ、なかなかいいサイズでとれました!!
息子と比べてもなかなかのサイズです。やったね~!
その後、別の竹藪に移動したところ小ぶりながらも10本近く採ることができました。
時期的に早いかなぁと思っていただけに、予想外に大量で半日ちかく楽しみました。
これからが収穫最盛期です。
わたしもクワ片手に頑張ります!!
「頑張ります」なんてブログに書いたら、間違いなく父ちゃんに「頑張るって言ったよね?」と掘り起し担当を任されそうだなぁ。。。。
読んだよ!のしるしに下のランキングバナーを
クリックしていただけたら嬉しいです。
お手間おかけしますM(_ _)M
にほんブログ村
インスタもやっています♪
気に入った写真が撮れたときに
アップしている程度ですが
フォローしていただけたら嬉しいです。