【準備編】使うのはロックミシンと直線縫い!なんちゃって3つ折りバインダーの縫い方♪その(1)
こんにちは、カズナです。
※プレゼントパターン
「バインダー風天竺タンクT」の
縫製手順書1番の「襟まわりを縫う」の
縫い方としてもお使いくださいね!
さて、さて、
ニットソーイングをしていると
こんな感じのお悩みに直面しませんか~?
「なんちゃって三つ折りバインダー」の
縫い方をご紹介させていただきますね!
身頃もバインダー布もすべて共布で縫っちゃいます。
縫う前に気を付けたい3つのこと
まず、縫う前に気を付けたい3つのポイントがあります。
どんな生地でもお洋服でもできる万能なやり方が理想ですが、そうするとやはり専用の道具が必要になります。
ここでは、なるべくニットソーイングに慣れていない方を対象に、お手持ちの道具を使ってきれいにできる方法を解説させていただきますね。
<3つのポイント>
1)生地のテンションが高くなくて比較的薄めの生地であること。
2)襟がつまっていないデザインの服
3)小さなお子様の服には不向き
生地は40/2天竺や30/2天竺ぐらいの厚みがおススメです。
また、テンションが低めのスムースもいいと思います。
やわらかいスムース、接結、フライスは身頃が縫いのびしやすく不向きです。
ベア天竺などの薄くて伸びる生地は縫うのが大変です。
また、普通のバインダーとちがって縫い目があまり伸びないため、頭の大きなお子様の洋服には向いていません。
この時点で難しい気がしてきたような??(苦笑)
でも、縫い方はシンプルです!!
はじまり、はじまり~
なんちゃって3つ折りバインダーの縫い方
縫う前の準備をします
前後身頃とバインダー用の布を用意します。
バインダー布は細くて裁断しにくいので工作用紙などの厚紙で型紙を作ってあげると便利です。
このときの幅は57ミリ程度にカットしました。
この57ミリを3つに折るので、仕上がり幅はおおよそ18ミリになります。
バインダーの幅はお好みで大丈夫です。
ただ、細すぎると生地がクルクル丸まって縫いにくい可能性があるので注意が必要です。
長さは襟ぐりの長さより10cmは長くして裁断しておくと安心です。
ボーダー生地の場合はボーダー幅を目印にカットしてもいいと思います。
バインダー布の片方だけにロックミシン(1本針3本糸)をかけます。
バインダー布をアイロンで3つに折り目をつけます。
折るときはロックミシンをかけたほうを1~2ミリ程度長めにしてあげるといいです。
断面の写真。
アイロンをしっかりかけても、こんな状態になります。
が、頑張りましょう~!
次に身頃の方を片方だけ縫います。
中表にして合わせて縫います。縫い代の始末もお忘れなく。
肩の縫い代がとがっていたので余分な分をカットしました。
(型紙によって仕様はちがうので、参考程度に。。。。)
いま、身頃側は片側の方だけ縫われていてこんな状態になっていますよ~!
次はこの襟まわりをバインダー布でくるんでいきましょう。
身頃にバインダー布をマチ針で止めていきます
バインダー布で襟をくるんで最終的にこのような状態にします。
慣れない方はマチ針をとめる間隔を短く(2cm間隔とか)にしてみてくださいね。
はじめと終わりはバインダー布を3センチ程度はみださせておきます。
では、くるんでいきますよ~!!
写真だとわかりにくいのでイラストにしてみました。
分かりにくいかな??
バインダー布を身頃にマチ針でとめていくのですが、気持ち伸ばし気味でとめてあげてくださいね。
もともとテンションが高い生地ではないので、無理に引っ張らなくて大丈夫です。
気持ち、キ・モ・チ です☆
写真だと分かりにくいので、こちらもイラストにしてみました。
身頃は決して引っ張らないでください。
このときに身頃をひっぱると襟ぐりが伸びてしまうので注意!!
マチ針のさし方にもポイントがあります!!
写真のように止めてあげてください。
バインダー布をマチ針で身頃にとめたら裏も確認してみてくださいね。
裏のバインダー布もマチ針がささっていますでしょうか?
ここまでくればあと一息!!
次は、縫っていきます~~~!
下の【縫製編】をご覧ください。
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