子どもを通して学んだこと「自分の間違いを恥と思わないようにする」

 

 

こんにちは。
ぬのとくらしとのカズナです。

稲刈りが終って今時期、

家まわりの田んぼの畔に
彼岸花が咲きます。

娘が彼岸花をみて

「これを家に持って入ったら
 ボッ!って火がついて危険なんやで!!」

と鼻息を荒くして訴えてきました。

 

 

「どうやって火がつくん?」

 

と私がきくと、

 

 

「えっと、、ここの花びらがな、
 この花の先がボボボッって燃える!
 すぐには火がつかなくて、
 ゆっくり火がついて
 ボボボボボー!!って燃えるねん。
 お父さんが家のなかに
 持ってきたら火がつくって
 言ってたから
 もって入ってきたらアカン!
 っていってた。
 きっとボワボワボワ!ってつくんや」

 

と自信たっぷりに説明してくれました。

 

 

確かに迷信で
「彼岸花を家に持ち込んだら家事になる」
というのがあるけれど、

娘の発想はそうではなくて、
純粋に花が燃えるんやなぁ~と。

そんな娘の回答が面白くて
何度も同じことを
質問してしまいました(笑)

 

 

本当は、

「いやいや花が燃えることはないよ」

 

 

と教えてあげたほうがいいのかな?
と思うのだけれど、
いつか
「そうじゃなかったんだ」と
彼女自身が自然に気づくのも
ありなのかもしれないと思って
そのままにしています。

 

いまの娘をみていると
あることに対して
「こうなんだよ」と教えてあげれば
「え~そうやったんや!」
と素直に飲み込んでいく。

 

それがたとえ間違っていたとしても
恥じることなく素直に飲み込む。

 

それを見ていると
私ってどうなんだろうってハッと気づく。

 

大人になって私のように会社へも属していないと
人からあまり教えられることが少ないうえに、
何か起こったときは、
薄っぺらいプライドが邪魔をしてくる。

 

ときどき、アドバイスをもらって
自分が間違っていることに気が付くと
顔から火が噴きそうなことがある。

 

だから、それを見破られたくなくて
ついつい出来る人を演じてしてしまう。

 

そんなときは、
間違っていたことを隠したくて、
「ふんふん、そうだよね~」
とあたかも自分は正しいという素振りを見せてしまう。

 

内心は・・・
(えっ!そうだったの!!私勘違いしてた。)
なんだけど、そんなことは一切言わない。

 

だって・・・
自分の間違った知識が恥ずかしいから。

 

「そだったの!?私間違ってた」

 

と反応すればいいのに、
どこからともなくやってくる
「出来る人プライド」が邪魔をする。

 

 

でも、そんなプライドはいらないこと、
娘と話しながら改めて感じました。

 

自分の間違いは素直に受け止める。
間違いは恥と思わないようにしよう。

 

そう思ったのでした。

 

娘にも
いつか彼岸花は家に持ち込んでも
花が燃えないことを話そう。

 

そのとき、どんな反応をするかな。

 

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