「まったくの未経験ですが、服が縫えますか?」の答えを考えてみた。
こんにちは。
ぬのとくらしとのカズナです。
先日、
「まったくの未経験ですが、服が縫えますか?」
と質問をいただきました。
その時の私は
「はい、縫えますよ!大丈夫。」
と、さらり答えました。
私は服作りに関して、
難しいことを考えなければ
誰だってできる、
と思っています。
道具も、
生地とミシンと
小学生のお裁縫セットがあれば
いけるだろうし。
ミシンをもっていなくても
誰かに借りることもできるしね。
今、手元に生地がないなら
生地屋さんで買えるし。
そういう意味だと
生地と道具があれば
服は完成するのだけど。
でも、
クオリティをどこまで求めるかだよなぁ。
ふと思ったわけです。
———————
生地を四角く切って
裾や脇を縫って
ウエストにゴムを入れて
スカートの完成
———————
生地を四角く切って
肩と脇を縫って
ワンピース
———————
ただ、まっすぐ縫うだけでも
お洋服が完成しますよね。
いや、もっと手間をかけないならば、
ただ布をからだに巻きつけても
服になるしなぁ、とか(笑)
そういう意味だと
「未経験でも服作れますよ!!」
なのですが、
これが、求めるその先が
手作り洋服=既製品のような服
だと答えはちがってきて
未経験で服をすぐに縫えるようになるのは難しい
ということになりそう。
そんなことを考えていたら、
最初に自分で
「難しく考えなければ服作りができる」
と言ったのに
難しく考えてしまっているのは
自分じゃないだろうか、と思ってしまう(笑)
要するに、
「まったくの未経験ですが、服が縫えますか?」
の質問の目的が何かによっても
答えがちがうんですよね、きっと。
単純に服作りを経験したいのか。
こんな服を縫ってみたいという理想があるのか。
前者の「服作りを経験したい」という場合は、
未経験でも服は縫えますよ~!という答えで、
後者の「こんな服を縫ってみたい」だと
いきなりは難しいから徐々に
ステップアップしていきましょ~!
という答えになるかな。
(こんな服がどんな服かによるけど)
それでも、
「服を作ってみたいな!」と思ったならば、
ぜひともチャレンジしてほしいなぁって思うんです。
はじめは上手くできないのは当たり前だし、
自分が思い描くようには作れなくて
がっくりすることもあるだろうけど、
毎日着ている服がどんな工程で形になるのか
ということを
経験するだけでも十分価値があるかなと
思っています。
質問の答えについて考えた結果、
それでも私は
「未経験でも服が縫えます」
という答えに変わりはありません。
確かに縫う技術や道具などは必要ですが、
洋服を縫うのに経験は関係ないかなと。
ただ、
自分の言った答えを
もっときちんと整理して伝えるべきだったな、
とちょっと反省しました。
そこで、改めて私なりに答えを整理しました。
「縫ってみたい気持ちがあれば、未経験でも服が縫える。だけど、はじめからは上手に縫うのは難しい。だから少しずつステップアップして理想の服が縫えるようになります」
私も最初は全然縫えなくて
試行錯誤しながらだったし、
いまでも縫えないものや、
縫ったことがないものなんていっぱいあるし、
そでも「縫ってみたい」という気持ちがあるから
すこしずつステップアップして
縫いたいものが縫えてきたのかな、と。
お料理でもDIYでもなんでも
いきなりは上手くできないと思うから、
洋裁も手を動かして考えることによって
上達するものだと思っています。
いただいた質問に対して、
自分の伝えたいこと上手く回答できなくて
申し訳なかったです(^_^;)
求めるものが何かきちんと聞かず、
回答もいまいちだったけれど
服作りは楽しいから
チャレンジしてほしいなぁ~!!
ご質問ありがとうございました!
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