【縫い方のヒント】薄手ニット生地を縫えるようになるとTシャツ作りもたのしい♪
こんにちは~!カズナです。
夏と言えばTシャツ!
Tシャツと言えば天竺ニット!
天竺ニットと言えば縫いにくい!
(と思っている人が多い)
そんな夏ファッション作りのアイディアになればと思ってブログ書きます!
そもそも、私自身、縫製工場にも洋服系アパレルにも勤めたことがないので「縫い方のコツ」とか「やり方」と言うのもおこがましいのでここではヒントという形で進めたいと思います。
家庭で手作り、ハンドメイドでTシャツを作るときのイチ・アイディアになれば、これ幸いです。
んで!!
薄手の天竺ニットといっても、生地のテンションや風合いが様々なのでひとくくりにできないのですが、今回は比較的「テンションが低めの薄手の天竺ニット」ということを前提に読み進めていただけたらと思います。
針と糸は何をつかう?
まずですね、まずですよ。
薄手の天竺ニットを縫うときにですね、針・糸は何を使われますか?
これ、重要です。
どんなミシンで縫うかよりも
どんな針と糸で縫うかは結構重要です。
薄いニット生地に、ニット用針の11号なんて使っていませんか??
11号ダメです。メッ、メッ!!
生地に穴が開く可能性大です。
次に糸。
60番手ですか??
是非80番手の細い糸を使ってみてください。
ん、ちょっとまって!!!
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わたしのロックミシン 針は11号と14号って書いてあるよ!!!
これじゃ~縫えないんちゃう???
そもそもロックミシンに9号針なんてつかったことないし!
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という方も多いのでは??
私の場合はロックに9号針をさして使っています。もちろんその時は80番手の糸です。
いや~~~。。。。でもね、
正直いってね、60番手の糸やら80番手の糸やらそんなロックで縫うために揃えておけないじゃないですか。
糸代もばかにならないし。
なので、布帛と一緒で
「直線縫い+ロック(1本針3本糸)」で縫います!!
直線用は9号針にしますよ~。
糸はレジロン使いますよ~。
(使わなくてもいけそうだけど、糸の太さ的にはこれがいい感じ)
はーい、ロックミシンのほうは1本針3本糸にします。
縫い代をかがるだけなので、針は11号、糸は60番手でもOKですよ~。
肩の縫い合わせや、袖と身頃の縫い合わせもすべてレジロンを使って直線縫いしますよ~(^_^)
ロックは縫い代の始末につかうぐらいです。
首回りも直線ミシンを使って縫います。
Tシャツは直線縫いで仕立ててもOK
そうなんです、
Tシャツはすべてロックミシンで仕上げなくてもいい
のです♪
普段、ロックミシンでニット生地を縫っていると、ついついニットの縫い合わせは
「ロックミシンじゃないと!」
みたいな感じになっちゃうのですけど、薄手ニットでも直線縫いで縫い合わせるメリットがあるのです。
薄手の天竺は太い針と糸を装備したロックミシンで縫い合わせると縫い目から生地が裂けちゃうことがあるのですが、「直線縫い+ロックで縫い代の始末」だと生地が裂ける心配もぐっとひくくなります。
あとは、コストパフォーマンス的にも、9号針と生地にあう色のニット用糸があればOKなのでお手軽かな、と思います。
ただ、ここで重要なのが、最初にあげた生地の前提を思い出してほしいのですが「テンション低め」ということ。
テンションが高いとどうしても直線縫いで縫いのびしてしまうのでそこは注意したいところ。
ぜひ「テンション低め」の薄手天竺からチャレンジしてみてくださいね♪
まとめ
かなりの駆け足でしたが、いかがでしたでしょうか。
ヒントになりそうでしょうか。
型紙×生地×ミシン(針×糸)の組み合わせは無限大なのですが、今回はまとめるとこんな感じです。
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☆型紙(大人用のTシャツ型紙)
☆生地(テンション低めの薄手ニット)
☆直線縫いミシン(9号針・レジロン糸)
→身頃などの縫い合わせ用、裾縫い、襟縫い
☆1本針3本糸ロックミシン(針11号・60番手のスパン糸)
→縫い代の始末のみ
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これが、スリムなTシャツとかだったら、着るときに縫い目が切れないようにロックの縫い目が必要になってくるんですけど、ぬのくらでご紹介してるTシャツの型紙なら2本針4本糸のロックミシンがなくてもお作りいただけますよ(←さりげなく宣伝、笑)
ちなみに、こども服はまた別の話になります(^-^;)
ロックミシン、メインがおすすめかな~ですが、これの話は機会があったときにでも。
めちゃくちゃ駆け足のご紹介だったので、また後日本文をきれいに修正したいと思います。
では!