楊柳でスキッパーシャツを作りました。縫い方のコツとおススメ接着芯もお伝えします。

 

 

「楊柳でシャツを作ったら絶対にサラサラで気持ち良いにちがいない。」

そう思ってから早2カ月。やっと形にできました。

型紙はパターンショップichicaさんの「着やせスキッパーシャツ」です。

ドルマン袖のゆったりめのシャツで、ゆったりが好きなわたしにはもってこい!早速ポチッ!

 

初めの型紙はどんな風につくるんだろう。ってワクワクすると同時に失敗したらどうしようとビクビクしてしまいます(笑)

 

えいッ!やぁ! で作りはじめないとだめですね。

  

制作にかかった時間

前日のうちに裁断をすませておき、翌日の午後に縫い始めました。

完成までに7時間ぐらいかかるかなぁと時間を見積もっていたのですが、1時半ぐらいから縫い始め、どころどころ違うことをしながらも夕方の6時ぐらいに完成しました。

 

縫い合わせ(ボタンホールやボタン付けも含めて)時間は約4時間ぐらい。

 

襟が台の部分だけだからか、思ったより早くできました!

身頃ののパーツは大きくて裁断こそ場所は取りますが、そこさえクリアしてしまえば、パーツ数はすくないシャツだと思います。

袖つけもドルマン袖で身頃との縫い合わせはスイスイ。

 

各パーツをご紹介

まずは襟のところです。

開いた部分は難しいのかと思いきや、けっこうあっという間にできましたよ~!

襟と見返し部分は接着芯を貼っています。

使った接着芯>>>ニット接着芯(薄手)ホワイト

今売り切れていますが、また近日中に入荷します。すみません。

 

楊柳の縦のシボをいかしながら芯地が貼れるので、ニットタイプの接着芯がおすすめです。

 

次に袖です。

袖口にはちゃんとあきを作って、ボタンで留める仕様になっています。

袖のあきってテープみたいなのでくるんだり、切り込みを入れたりする場合もあるのですが、そんな必要もなく、ロックをかけて三つ折りしてという作り方でした。

とくにハサミで切り込みを入れるようなところもなくて、縫い間違えたらほどいたらいいよねっという気軽さが嬉しい作り方。

使ったボタンは「貝ボタンのシンプル」です。

 

 

着るとこんな感じです。

きつすぎずゆるすぎず。ちょうどいい。ボタンをはずして袖をまくてもおしゃれに着れそうです。

この状態が心地よくて袖すらまくるのを忘れてましたので、まくった写真はなしです(笑)

 

楊柳の縫い方のコツ

楊柳といってもいろんな種類があるので、今回シャツを作った「シャリ感あるコットン楊柳(ベージュ)」の場合で話をしていきますね。

  

縫い伸びたらアイロン

楊柳は縦にしわを入れた生地なのですが、縦にシワがはいっているということは生地が縮まってシワができています。

そんなわけで、縮まっているぶんひっぱると横方向にやや伸びます。

なので、裾を縫ったりステッチをすると縫い伸びするため、縫った場所が波打ってしまいます。

 

そんなときは完成してからスチームアイロンをかけてあげるといいですよ。

 

 

と、、、言いつつ、わたしの場合はスチームアイロンはあまり使わず「霧吹き+ドライアイロン」をしています。

(効果は一緒ですよね。たぶん)

これで波打っていた場所も落ち着きます。できるだけじっくりやさしく丁寧にかけてあげるといいですよ。

 

接着芯を貼った箇所の縫い合わせ

 

今回作ったものはシャツなので接着芯を貼った箇所と貼っていない箇所があります。

接着芯を貼ると伸びが低くなる(ニット接着芯のためまったく伸びないわけではない)のですが、このふたつを縫い合わせるときは

接着芯を貼ったほうを上側(押さえがね)、貼っていないほうを下側(送り歯)にして縫うと縫いやすいです。

 

マチ針もできるだけ細かく打つと縫いずれしにくく縫いやすいですよ。

楊柳に接着芯を貼る場合はお試しくださいね。

 

実際に着てみました

せっかく作ったので、着てみました!

着たくてうずうず(笑)

 

身長159cm 体重50キロ中頃のわたしが着てみました。

 

下はプレゼントパターンの「ワイドカプリパンツ(くるぶし丈)」を穿いています。

このパンツの前にテーバードパンツを穿いていたのですが、そちらのパンツにもよく合いましたよっ。

細身のパンツもワイドな形にも合うなんてコーディネートの幅が広がって嬉しいです!

 



 

下には黒いタンクトップを一枚着用しています。着ていて透け感はあまり気にならないかなと思います。

生地そのものにシャリ感はありますが、肌に触れてもザラザラしたりすることもなく気持ちいいです。

通気性もあり、シボがあるおかげで肌との接地面がすくなく、雨が降る前のじめっとしたお天気でしたが、とても快適でした。

やっぱり夏の生地。考えた人はすごいですよね。

 

そしてそして、ドルマン袖。やっぱり涼しい。そしてめちゃくちゃ楽です。もうとことん楽なほうに走っていきたくなります(笑)

でも、そこはシャツ。Tシャツのラフな感じも好きだけど、シャツはカジュアルな素材でつくってもきちんと感がでるので時間をかけて作る価値はありますっ。

 

 

襟も自然に抜け感ある着こなしができます。個人的にこういう形が大好きです。

 

【まとめ】また作りたくなる服です

 

自然な感じで、無理をしていない自分服。そんな感じに仕上がったと思います。

主人には「陶芸家みたい」と言われましたが、、、陶芸家さんおしゃれだもん!いいんですよ。

 

かたちもすごく気に入ったので、また生地をかえて作りたいです!

ichica様素敵な型紙をありがとうございました。

 

型紙と生地はしたのリンクを参考にしてくださいね!

  

型紙: 「着やせスキッパーシャツ」 (ichica様のページへとびます)

生地: シャリ感あるコットン楊柳(ベージュ)

接着芯: ニット接着芯(薄手)ホワイト

カフスに使ったボタン: 貝ボタンのシンプル

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました!

 

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